サブタイトルこの穴の向こうは?
登場キャラMr.スマーク、サモハン、レニジャー、ラビィ、ミズリー、カイグン、スタンド
あらすじある夜、凄まじい嵐がソドー島を襲った。
次の朝、ラビィが被害を受けた場所が無いかパトロールしていると、村はずれに大きな穴が開いているのを見つけた。
すぐさま他の機関車やMr.スマークたちが駆けつけ、この穴を新しいゴミ処理場にすることを決めるが・・・
セリフナレーション「ある夏の夜、凄まじい嵐がソドー島に上陸した。風がビュービューと吹き荒れ、激しい雨が島中に降り注がれた。朝には嵐は過ぎ去り、太陽が顔を輝かせていた。」
Mr.スマーク「ラビィさん、昨夜の嵐は相当なものでした。被害を受けた場所が無いか、調査してきてもらえますか?」
ラビィ「わかりました、行ってまいります!🐰」
ナレーション「ラビィは蒸気を吐き、機関庫を出た。しばらくして村はずれに着くと、彼女は妙なものを発見した。」
ラビィ「あらっ、何かしら?🐰」
ナレーション「なんと、地面に大きな穴がポッカリと開いているではないか。」
ラビィ「こんな穴、嵐が来る前は無かったわ。みんなに知らせなくちゃ!🐰」
ナレーション「ラビィの機関士が電話をかけ、Mr.スマークや他の機関車たちを呼び集めた。」
レニジャー「ひええ〜っ、ホントに大きな穴だぁ〜っ!」
サモハン「すめくさん見てください、こんな大きな穴、ボク初めて見ましたよ。」
Mr.スマーク「私も初めてです。しかしなぜ、急にこんな穴が・・・」
カイグン「コンヌツハー!誰かいますか〜!?」
スタンド「ばんちゃっすぅ〜!ブラジルの人、聞こえますか〜!?」
ナレーション「彼らは穴に向かって呼びかけたが、何の返事も無かった。その後、Mr.スマークが落ちていたココアの空き缶を拾い上げ、穴に投げ込んだ。」
サモハン「どうですかすめくさん、何か聞こえますか?」
Mr.スマーク「いや、何も聞こえません。これは相当深い穴ですね・・・」
ミズリー「そうだ、良いこと考えた!この穴を新しいゴミ処理場にするのはどうですか?ボクが働いてるゴミ処理場も、だんだんゴミでいっぱいになってきたので。」
サモハン「なるほど、それは良い考えですね。すめくさんもそう思いますよね(^^)」
Mr.スマーク「まぁ、穴も埋められて一石二鳥ですかね・・・わかりました、そうしましょう。」
ナレーション「それからというもの、その穴には沢山のゴミが捨てられた。ゴミのみならず、クズ鉄、古びた石炭、使用済みのディーゼル用オイルなど、ありとあらゆる廃棄物が投げ込まれた。」
サモハン「それにしてもこの穴、いくら投げ込んでもパンパンになりませんね。いったい何処まで繋がってるんでしょうか?すめくさんもそう思いますよね(^^)」
Mr.スマーク「うーむ・・・」



ナレーション「一方その頃、遠く離れたとある島では・・・」
???「ムフフフフ、ついにこの日が来ただなも!住民から巻き上げたローンや借金で、ここに『たぬきちランド』を造るだなも!」
ナレーション「その時、彼の頭上から何かが聞こえてきた。」



???「コンヌツハー!誰かいますか〜!?」
???「ばんちゃっすぅ〜!ブラジルの人、聞こえますか〜!?」



ナレーション「だがその声は、作業に夢中となっていた彼の耳には届かなかった。その後まもなく、彼の足元に何かが落ちてきた。」



???「ん?これは、ココアの空き缶?・・・」



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