サブタイトルMr.スマークの大ピンチ
登場キャラMr.スマークサモハンレニジャーラビィカイグンスタンドミズリーアンダーソンマーカストッドレオズラトコ
あらすじある朝のこと、いつもの機関車たちが仕事を頼まれるのを待っていたが、Mr.スマークが姿を見せない。
すると1人の駅員が血相を変えて現れた。なんと、Mr.スマークが何者かに誘拐されたらしい。
機関車たちは力を合わせ、Mr.スマークの救出に向かうが・・・
台詞ナレーション「その日は朝から青空が広がっていた、小鳥のさえずりが機関車たちを目覚めさせた。」
レニジャー「・・・んっ、ふぁぁ・・・」
ラビィ「レニジャーさん、おはようございます!🐰」
レニジャー「あっ、ラビィさん。おはようございます。」
スタンド「皆さん、おはようございます!」
カイグン「ふぁぁ・・・おはようございます。」
ナレーション「機関車たちはMr.スマークから仕事を頼まれるのを楽しみに待っていた。ところが、なかなか姿を見せない。」
レニジャー「あれれ、変だなぁ・・・どうしたんだろう?」
ラビィ「いつもなら、とっくに来ているハズですが・・・🐰」
ナレーション「そこへサモハンがやってきた。だが、いつもと様子が違う。」
カイグン「サモハンさん、Mr.スマークはどうしました?」
サモハン「それが・・・すめくさん、何処にもいないとです」
一同「ええっ!?」
ナレーション「マイペースなサモハンが深刻な顔つきで言うので、機関車たちもただ事ではないと察した。」
サモハン「すめくさんの家やスマホにも電話したんですが、何の返事も無かったとです」
スタンド「そ、そんな!!・・・」
レニジャー「Mr.スマーク、一体どこへ!?・・・」
ナレーション「その時、1人の駅員が血相を変えて駆け込んできた。」
駅員「た、大変だ!聞いてくれ!!」
サモハン「どうしたんですか」
駅員「ついさっき『犯罪詐欺師のMr.スマークを預かった。返してほしくばスクラップ置き場まで来い』と電話が!!・・・」
機関車たち「えぇぇぇーーーっ!!?」
カイグン「つまり、それって・・・。」
スタンド「誘拐されたってことですか?」
駅員「恐らくな・・・」
レニジャー「警察には言ったんですか?」
駅員「いや、警察に言ったら命はない」と・・・」
ラビィ「そんなぁ・・・!🐰」
ナレーション「そこへミズリーが機関庫に帰って来た。」
カイグン「ミズリーさん、大変です!Mr.スマークが・・・!!」
ミズリー「おやおや、どうかされたんですか?」
ラビィ「Mr.スマークが何者かに誘拐されたんです!!🐰」
ミズリー「・・・ふ〜ん、彼もとうとうワモンエンドということですね。」
レニジャー「ミズリーさん!?」
スタンド「いくらなんでも、その発言は許せないです!」
サモハン「僕もそう思います。すめくさんも・・・おっと、ラビィさんもそう思いますよね。」
ラビィ「はい🐰」
ミズリー「でも、なんで誘拐されたんです?」
レニジャー「・・・ハッ!」
ナレーション「レニジャーがあることに気づいた。」
レニジャー「駅員さん、さっき誘拐犯がMr.スマークのことを『犯罪詐欺師』と言っていたそうですね?」
駅員「あ、ああ・・・」
レニジャー「じつは数日前のグラセフ配信中にチャット欄に荒らしが来たのですが、そいつがまったく同じ言葉を使ってたんです。」
ラビィ「そ、そういえば確かに!!・・・🐰」
駅員「じゃあ、その荒らしがMr.スマークを誘拐したということか!?」
レニジャー「ええ、その可能性が高いですね。」
駅員「ここは大人しくスクラップ置き場へ行くんだ。」
カイグン「それはそうなんですけど・・・」
サモハン「いったい誰がだいしょうで行きますか?」
スタンド「サモハンさん、それを言うなら代表ですよ。」
サモハン「すみませんすめくさん・・・じゃなくてスタンドさん、せっかちなので(^^)」
カイグン「スクラップ置き場は機関車の墓場だ、そこに誘い込むとはかなりの悪党に違いない!・・・」
ラビィ「・・・私が行きます🐰」
一同「ッ!!?」
サモハン「なに言ってるんですか、あんな危険な場所にメスがひとりで行ったらいけません」
ラビィ「危険なのは承知です。でも私は、Mr.スマークを助けたいんです!🐰」
レニジャー「それならボクも行きますっ!」
カイグン「わ、私だって・・・!」
スタンド「ここは皆で力を合わせて、Mr.スマークを悪の手から救い出しましょう!」
ミズリー「ふーん・・・それじゃあボクは夜勤明けなので、ひと眠りさせ・・・」
カイグン「ほら、ミズリーさんもついて来るっ!」
ナレーション「カイグンはミズリーと連結すると、彼を機関庫から引きずり出した。」
ミズリー「ひぃぃぃ〜っ!!イヤだ、行きたくないよぉぉぉ〜っ!!😭」
???「待ちたまえ、私にも協力させてくれんか?」
ナレーション「そう声をかけたのは、初老のテンダー機関車だった。」
ラビィ「貴方は一体?・・・🐰」
???「私はアンダーソン、鉄道警察の機関車だ。」
スタンド「け、警察!?誰が通報したんですか?」
アンダーソン「いや実はね、私はある事件の捜査を行なっていてね。聞き込みをしていた時にキミらの話を偶然、小耳に挟んだんだ。」
レニジャー「ある事件?」
ナレーション「その頃、スクラップ置き場では・・・」
Mr.スマーク「・・・んっ・・・ハッ!こ、ここは!?・・・」
???「ヒヒヒヒ、気がついたか?」
ナレーション「油っこいゴロゴロした声が聞こえてきた。」
Mr.スマーク「だ、誰だ!?」
ナレーション「錆ついたクズ鉄の奥から現れたのは、3台のディーゼル機関車だった。」
Mr.スマーク「まさか、お前たちが私をさらったのか!?」
???「そのとおり!血も涙もない、このズラトコ様がなぁ!」
Mr.スマーク「ズ、ズラトコ!?・・・」
トッド「そうだ!そしてオレたちがその子分、極悪非道のトッドと・・・」
レオ「冷酷無比のレオだ!」
ナレーション「その時、Mr.スマークはライブ配信に来ていた荒らしのことを思い出した。」
Mr.スマーク「確か、荒らしの名前も・・・ズラトコだった。」
ズラトコ「フフッ、思い出してくれたか!光栄だぜ、犯罪詐欺師のスマークさん!」
Mr.スマーク「黙れ!!私は犯罪詐欺師なんかじゃない!!」
ズラトコ「ほほう・・・まだ認めないのか。なら、無理にでも認めさせてやるか!」
ナレーション「言うが早いか、ズラトコのショベルが大きく口を開け、Mr.スマークに向かってきた。」
Mr.スマーク「ううっ!!・・・」
ズラトコ「さぁどうだ、これでもまだ認めないつもりか?」
レオ「ほれ、素直に認めちゃった方が身のためだぜ!」
Mr.スマーク「バカ言うな!そんなこと誰が認めるか!」
トッド「あーあ、こりゃもうダメだなぁ〜。ボス、ひと思いに殺っちゃいましょう!」
ズラトコ「もちろんそのつもりだ、オレ様に逆らったことを後悔させてやる。さぁ覚悟しろ!」
Mr.スマーク「くっ・・・!ここまでか・・・!」
ナレーション「ショベルがMr.スマークを飲み込もうとした・・・その時だった。」
???「待てぇっ!!」
ズラトコ「だっ、誰だ!?」
アンダーソン「動くな!鉄道警察のアンダーソンだ、全員逮捕する!」
トッド「て、鉄道警察!?」
ズラトコ「てめぇら、話が違うぞ!サツにチクったら、コイツの命は無いと言ったハズだ!」
ラビィ「あら、電話なんてしてませんよ?たまたま遭ったから協力してもらっただけですが?🐰」
ズラトコ「んだと!?」
レニジャー「卑怯者のお前らなんか、ちっとも怖くないからな!」
カイグン「そうだ!さっさとMr.スマークを返せ!」
ズラトコ「嫌なこった!オレ様が簡単に捕まると思ったら大間違いだ!お前ら、とっととズラかるぜ!ズラトコだけになww
レオ&トッド「イエッサー!」
ラビィ「コラッ、待ちなさいよ!!🐰」
ナレーション「ズラトコたちがスクラップ置き場から逃げだそうとした・・・その時だった。」
???「無駄だ、逃がしませんよ。」
ナレーション「テンダー機関車とその部下たちがズラトコたちの行く手を塞いだ。」
ズラトコ「なっ!!?」
アンダーソン「マーカス、来てくれたのか!」
マーカス「当然です、警部補ひとりじゃ心配ですからね。それに、手柄も独り占めされたくないので。」
アンダーソン「フンッ、相変わらず生意気なヤツめ!」
マーカス「ズラトコ、トッド、レオ!お前たちを誘拐の罪で現行犯逮捕する!」
ズラトコ「く、クソ〜!」
ナレーション「ズラトコ一味はあえなく御用となり、Mr.スマークは無事に解放された。」
Mr.スマーク「はぁ、酷い目に遭いましたよ・・・」
サモハン「無事で良かったです。すめくさん。(^^)」
レニジャー「お怪我はありませんか?念のため病院まで送りますよ。」
Mr.スマーク「ありがとうレニジャーさん、どこも怪我はないので大丈夫ですよ。」
アンダーソン「Mr.スマークさん、何があったのか、お話伺ってもよろしいですか。」
Mr.スマーク「突然のことだったので、記憶が曖昧なんですが・・・昨日の夜のことでした。いつものようにゲーム配信を終えた後、見回りのために事務室を訪れました。すると背後から誰かに押さえ付けられて・・・そこからがよく思い出せません。」
スタンド「じゃああのズラトコ一味を陰で操っている、黒幕がいるということですか?」
アンダーソン「なるほど、それは物騒ですなぁ・・・」
ラビィ「もしまたMr.スマークが悪者に襲われたら、私が守ります!🐰」
レニジャー「そうだ!Mr.スマークに危害を加えるヤツは、ボクたちが許さないぞ!」
スタンド「ボクたちで、その黒幕とやらを突き止めましょう!」
サモハン「そうしたいですが、お腹がすいてもう動けません。すめくさんです」
ミズリー「ふわぁ〜、もう帰って良いですかねぇ?」
Mr.スマーク「やれやれ、仕方ありませんねぇ・・・今日はもうこのくらいにして、機関庫に戻りましょう。サモハンさん、マルゼリヤで何か食べませんか?私が奢ります。」
サモハン「ホンマですか!ありがとうございます、スナフキンさん(^^)」
ラビィ「アンダーソンさん、本当にありがとうございました。貴方は命の恩人です🐰」
アンダーソン「どうってこと無いさ。私はただ、自分の使命を果たしただけだからな。じゃあ、失礼するよ。」
ナレーション「アンダーソンは蒸気を吐きながら、その場を立ち去った。一方その頃、スクラップ置き場では・・・」
???「おのれ、よくも私の計画を邪魔してくれたわね!・・・まぁいいわ、次の計画を実行するまでよ!今度こそ、私を死去扱いしたことを後悔させてやるわ!・・・」


To Be Continue....

メンバーのみ編集できます