最終更新: rabi_en_rose 2024年04月19日(金) 01:37:56履歴
サブタイトル | ぼんやりきかんしゃのサーシャ |
登場キャラ | Mr.スマーク、サモハン、ラビィ、カイグン、スタンド、レニジャー、サーシャ、レイモンド |
あらすじ | ある日、Mr.スマークの鉄道に新しい機関車がやってきた。 しかし、その機関車はとても、ぼんやりしており失敗ばかり起こしてしまう。 そこで、Mr.スマークはサーシャの見守り役として、もう一台、機関車を呼ぶことにする。 |
台詞 | ナレーション「ある晴れた日のこと、Mr.スマークが知らせを持って機関庫にやってきた。」 Mr.スマーク「今朝、新しい機関車が港に到着しました。名前は『サーシャ』です。誰か彼を迎えに行ってくれる機関車はいますか?」 ラビィ「はい!私が行きます!🐰」 Mr.スマーク「それではラビィさん。よろしく頼みましたよ。」 ラビィ「はい!🐰」 ナレーション「ラビィは機関庫を出発し、港へ向かった。」 ラビィ「どんな機関車かしら?会うのが楽しみだわ!🐰」 ナレーション「港には青緑色の機関車が線路に降ろされたところだった。」 ???「今日からここがボクの働く鉄道かぁ〜!くりりん」 ラビィ「貴方が新しい機関車のサーシャさん?🐰」 サーシャ「うん、そうだよ!」 ラビィ「よろしくねサーシャさん。私はラビィって言うの🐰」 サーシャ「ラビィさんかぁ!ステキなお名前だね!」 ラビィ「どうもありがとう!今日は長旅で疲れたでしょ?機関庫でゆっくり休むといいわ🐰」 サーシャ「ありがとう!長旅でお腹ペコペコだよ〜。」 ナレーション「ラビィはサーシャを連れて、機関庫へ戻った。その途中、彼女たちはレニジャーに会った。彼は製粉所から小麦粉を運んでいる最中だった。」 レニジャー「こんにちはラビィさん。」 ラビィ「こんにちはレニジャーさん。紹介するわ。彼女はサーシャさんよ🐰」 ラビィ「えっ?彼女・・・ボク男の子だよ?」 ナレーション「それを聞いてラビィもレニジャーも驚いた。」 ラビィ「ごめんなさい!あまりにも可愛い見た目だったから、女の子だとばかり・・・。🐰」 サーシャ「ううん、良いんだ。ボクって、よく女の子と間違えられるから。/////////」 レニジャー「ねぇ、サーシャさんの機関室に描いてある『K』って、何か意味があるのかい?」 サーシャ「あぁ、これね。この『K』はボクの口癖「くりりん」の『K』だって機関士さんが教えてくれたんだ。」 レニジャー「へぇ〜、なるほど〜。あっ!いっけない!もう行かなくちゃ、じゃあねサーシャさん。また夜、機関庫で会おう!」 サーシャ「うん!またね。」 ラビィ「私たちはね毎晩、機関庫でMr.スマークのゲーム配信を観てるのよ🐰」 サーシャ「へぇ〜、とても楽しそうだね!」 ラビィ「えぇ、とっても楽しいわよ!🐰」 ナレーション「そこへMr.スマークがやってきた。」 Mr.スマーク「サーシャさん、到着して早々で悪いんですが、キミに牛乳の配達をどうぶつ第一小学校まで頼みたいんですが。」 サーシャ「うわぁ〜い!ボク、牛乳大好きです!ぜひ運ばせて下さい!」 ラビィ「私も一緒について行った方がいい?🐰」 サーシャ「大丈夫だよラビィさん。ボクだけで配達できるよ〜!」 ナレーション「しかし、ラビィは心配だった。」 ラビィ「サーシャさんに付いて行きたいけど、私も旅客列車を牽かないといけないし・・・🐰」 ナレーション「心配したものの、ラビィはサーシャを信じることにした。」 ラビィ「大丈夫!彼ならきっとできるわ!🐰」 ナレーション「ところがしばらくして・・・Mr.スマークの元に小学校から苦情の電話が掛かってきた。」 校長先生「ちょっと!給食の牛乳が届いてないじゃないか!」 Mr.スマーク「えぇ!?も、申し訳ございません・・・。」 サモハン「どうかしたんですか?すめくさん。」 Mr.スマーク「小学校に給食の牛乳が届いていないそうで、校長先生がカンカンに怒っているんです。」 サモハン「すめくさん、なにしてるんですか。」 Mr.スマーク「あぁ、私とした事が、サーシャさんにこの仕事は早かったかもしれません。」 サモハン「そうですね。すめくさん(^^)」 ラビィ「Mr.スマーク!サーシャさんは戻って来ましたか?🐰」 ナレーション「旅客の仕事を終えたラビィが機関庫に戻ってきた。」 Mr.スマーク「あっ、ラビィさん。いいえ・・・たった今、校長先生から牛乳が届いていないと苦情の電話が来てしまって・・・」 ラビィ「私、サーシャさんを探してきます!🐰」 Mr.スマーク「それなら私も乗せて下さい。」 ナレーション「ラビィはMr.スマークを乗せて、サーシャを探しに出かけた。その頃、サーシャはと言うと・・・」 サーシャ「うへぇ・・・小学校がどこにあるのか全然、分からないよ〜!くりりん」 ナレーション「サーシャは道に迷ってしまっていた。その時、汽笛が聞こえてきた。」 ラビィ「サーシャさん!🐰」 サーシャ「ラビィさん、助けてください!小学校までの線路が分からなくて迷ってたんです。」 ラビィ「大丈夫です、私について来てください!🐰」 ナレーション「ラビィはサーシャを連れ、小学校へと急いだ。」 サーシャ「はぁっ、はぁっ・・・お待たせしました〜!」 校長先生「まったく、遅いじゃないか!とっくに昼休みは過ぎてるぞ!」 サーシャ「ご、ごめんなさい・・・」 Mr.スマーク「本当に申し訳ございません、今日からここで働き始めたばかりですので・・・」 校長先生「いいかね!もし今度こんなことがあったら、キミを役に立つモノに変えてしまうぞ!」 サーシャ「ヒィィッ!!llllll」 Mr.スマーク「うーむ・・・これはもう1台、機関車を増やしたほうが良さそうだなぁ。」 ナレーション「次の日、Mr.スマークは機関車工場へと足を運んだ。すると彼の目に、1台の機関車が止まった。キリッとした凛々しい顔の機関車だ。」 Mr.スマーク「おおっ、キミはなかなか立派な機関車じゃないか。ぜひ私の鉄道に迎えよう!煙突はお粗末だけど・・・」 ???「ありがとうございます、ボクはレイモンドといいます。よろしくお願いします!キリッ」 Mr.スマーク「よしっ、レイモンドくん。キミに決めたぞ!」 ナレーション「レイモンドが機関庫を訪れると、1台の機関車が彼の目に止まった。」 レイモンド「な、なんだあの子は!?すこぶる可愛いじゃないか!//////////」 サーシャ「ボクのことかなぁ・・・?」 レイモンド「ボ、ボク!?」 ラビィ「あっ、彼はサーシャくんよ。彼も昨日ここへ来たばかりなの🐰」 レイモンド「か、彼!?ってことはキミ、男の子!?・・・」 サーシャ「うん、そうだよ!エヘヘッ、よく間違われるんだ//////////」 レイモンド「そ、そうなのか・・・(にしても可愛いなぁ///////////)」 ナレーション「レイモンドは興奮して、ボイラーが爆発しそうになった。」 ミズリー「フフッ!にしてもキミ、ずいぶんショボい煙突じゃないか!まるで萎びたピーナッツみたいだね!」 レイモンド「な、何だとぉっ!!?」 ラビィ「ミズリーさん、失礼ですよ🐰。」 ミズリー「だって本当のことさ!サーシャくんの方がまだ立派な煙突してるよ。」 サーシャ「エヘヘ、それほどでも〜!///////////」 レイモンド「今度ボクの煙突をバカにしたら、ただじゃ済まさないからな!!」 サモハン「レイモンドくんも立派な煙突してますよね、すめくさんもそう思いますよね(^^)」 Mr.スマーク「ま、まぁ。そうですね・・・(煙突って、そういう意味だったのね//////////)」 ラビィ「大丈夫よレイモンドくん、そういう時は『緑色の風船』って言い返してあげて!🐰」 レイモンド「緑色の風船?どういうことだい?」 レニジャー「ウフフッ!あのね、前にミズリーさんが夜行列車を牽いた時、緑色の風船を出発の旗と勘違いして、おまけに貨物線に入って・・・」 ミズリー「わあああ〜っ!!やめてくれ、それ以上話さないでくれぇ〜っ!!//////////」 サーシャ「フフッ、風船と旗を間違えるなんて、ミズリーさんはぼんやりさんなんだね!」 ミズリー「フンだっ!」 |
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