サブタイトルぼんやりきかんしゃのサーシャ
登場キャラMr.スマークサモハンラビィカイグンスタンドレニジャーサーシャレイモンド
あらすじある日、Mr.スマークの鉄道に新しい機関車がやってきた。
しかし、その機関車はとても、ぼんやりしており失敗ばかり起こしてしまう。
そこで、Mr.スマークサーシャの見守り役として、もう一台、機関車を呼ぶことにする。
台詞ナレーション「ある晴れた日のこと、Mr.スマークが知らせを持って機関庫にやってきた。」
Mr.スマーク「今朝、新しい機関車が港に到着しました。名前は『サーシャ』です。誰か彼を迎えに行ってくれる機関車はいますか?」
ラビィ「はい!私が行きます!🐰」
Mr.スマーク「それではラビィさん。よろしく頼みましたよ。」
ラビィ「はい!🐰」
ナレーション「ラビィは機関庫を出発し、港へ向かった。」
ラビィ「どんな機関車かしら?会うのが楽しみだわ!🐰」
ナレーション「港には青緑色の機関車が線路に降ろされたところだった。」
???「今日からここがボクの働く鉄道かぁ〜!くりりん
ラビィ「貴方が新しい機関車のサーシャさん?🐰」
サーシャ「うん、そうだよ!」
ラビィ「よろしくねサーシャさん。私はラビィって言うの🐰」
サーシャ「ラビィさんかぁ!ステキなお名前だね!」
ラビィ「どうもありがとう!今日は長旅で疲れたでしょ?機関庫でゆっくり休むといいわ🐰」
サーシャ「ありがとう!長旅でお腹ペコペコだよ〜。」
ナレーション「ラビィはサーシャを連れて、機関庫へ戻った。その途中、彼女たちはレニジャーに会った。彼は製粉所から小麦粉を運んでいる最中だった。」
レニジャー「こんにちはラビィさん。」
ラビィ「こんにちはレニジャーさん。紹介するわ。彼女はサーシャさんよ🐰」
ラビィ「えっ?彼女・・・ボク男の子だよ?」
ナレーション「それを聞いてラビィもレニジャーも驚いた。」
ラビィ「ごめんなさい!あまりにも可愛い見た目だったから、女の子だとばかり・・・。🐰」
サーシャ「ううん、良いんだ。ボクって、よく女の子と間違えられるから。/////////」
レニジャー「ねぇ、サーシャさんの機関室に描いてある『K』って、何か意味があるのかい?」
サーシャ「あぁ、これね。この『K』はボクの口癖「くりりん」の『K』だって機関士さんが教えてくれたんだ。」
レニジャー「へぇ〜、なるほど〜。あっ!いっけない!もう行かなくちゃ、じゃあねサーシャさん。また夜、機関庫で会おう!」
サーシャ「うん!またね。」
ラビィ「私たちはね毎晩、機関庫でMr.スマークのゲーム配信を観てるのよ🐰」
サーシャ「へぇ〜、とても楽しそうだね!」
ラビィ「えぇ、とっても楽しいわよ!🐰」
ナレーション「そこへMr.スマークがやってきた。」
Mr.スマーク「サーシャさん、到着して早々で悪いんですが、キミに牛乳の配達をどうぶつ第一小学校まで頼みたいんですが。」
サーシャ「うわぁ〜い!ボク、牛乳大好きです!ぜひ運ばせて下さい!」
ラビィ「私も一緒について行った方がいい?🐰」
サーシャ「大丈夫だよラビィさん。ボクだけで配達できるよ〜!」
ナレーション「しかし、ラビィは心配だった。」
ラビィ「サーシャさんに付いて行きたいけど、私も旅客列車を牽かないといけないし・・・🐰」
ナレーション「心配したものの、ラビィはサーシャを信じることにした。」
ラビィ「大丈夫!彼ならきっとできるわ!🐰」
ナレーション「ところがしばらくして・・・Mr.スマークの元に小学校から苦情の電話が掛かってきた。」
校長先生「ちょっと!給食の牛乳が届いてないじゃないか!」
Mr.スマーク「えぇ!?も、申し訳ございません・・・。」
サモハン「どうかしたんですか?すめくさん。」
Mr.スマーク「小学校に給食の牛乳が届いていないそうで、校長先生がカンカンに怒っているんです。」
サモハン「すめくさん、なにしてるんですか。」
Mr.スマーク「あぁ、私とした事が、サーシャさんにこの仕事は早かったかもしれません。」
サモハン「そうですね。すめくさん(^^)」
ラビィ「Mr.スマーク!サーシャさんは戻って来ましたか?🐰」
ナレーション「旅客の仕事を終えたラビィが機関庫に戻ってきた。」
Mr.スマーク「あっ、ラビィさん。いいえ・・・たった今、校長先生から牛乳が届いていないと苦情の電話が来てしまって・・・」
ラビィ「私、サーシャさんを探してきます!🐰」
Mr.スマーク「それなら私も乗せて下さい。」
ナレーション「ラビィはMr.スマークを乗せて、サーシャを探しに出かけた。その頃、サーシャはと言うと・・・」
サーシャ「うへぇ・・・小学校がどこにあるのか全然、分からないよ〜!くりりん」
ナレーション「サーシャは道に迷ってしまっていた。その時、汽笛が聞こえてきた。」
ラビィ「サーシャさん!🐰」
サーシャ「ラビィさん、助けてください!小学校までの線路が分からなくて迷ってたんです。」
ラビィ「大丈夫です、私について来てください!🐰」
ナレーション「ラビィはサーシャを連れ、小学校へと急いだ。」
サーシャ「はぁっ、はぁっ・・・お待たせしました〜!」
校長先生「まったく、遅いじゃないか!とっくに昼休みは過ぎてるぞ!」
サーシャ「ご、ごめんなさい・・・」
Mr.スマーク「本当に申し訳ございません、今日からここで働き始めたばかりですので・・・」
校長先生「いいかね!もし今度こんなことがあったら、キミを役に立つモノに変えてしまうぞ!」
サーシャ「ヒィィッ!!llllll」
Mr.スマーク「うーむ・・・これはもう1台、機関車を増やしたほうが良さそうだなぁ。」
ナレーション「次の日、Mr.スマークは機関車工場へと足を運んだ。すると彼の目に、1台の機関車が止まった。キリッとした凛々しい顔の機関車だ。」
Mr.スマーク「おおっ、キミはなかなか立派な機関車じゃないか。ぜひ私の鉄道に迎えよう!煙突はお粗末だけど・・・
???「ありがとうございます、ボクはレイモンドといいます。よろしくお願いします!キリッ」
Mr.スマーク「よしっ、レイモンドくん。キミに決めたぞ!」
ナレーション「レイモンドが機関庫を訪れると、1台の機関車が彼の目に止まった。」
レイモンド「な、なんだあの子は!?すこぶる可愛いじゃないか!//////////」
サーシャ「ボクのことかなぁ・・・?」
レイモンド「ボ、ボク!?」
ラビィ「あっ、彼はサーシャくんよ。彼も昨日ここへ来たばかりなの🐰」
レイモンド「か、彼!?ってことはキミ、男の子!?・・・」
サーシャ「うん、そうだよ!エヘヘッ、よく間違われるんだ//////////」
レイモンド「そ、そうなのか・・・(にしても可愛いなぁ///////////)」
ナレーション「レイモンドは興奮して、ボイラーが爆発しそうになった。」
ミズリー「フフッ!にしてもキミ、ずいぶんショボい煙突じゃないか!まるで萎びたピーナッツみたいだね!」
レイモンド「な、何だとぉっ!!?」
ラビィ「ミズリーさん、失礼ですよ🐰。」
ミズリー「だって本当のことさ!サーシャくんの方がまだ立派な煙突してるよ。」
サーシャ「エヘヘ、それほどでも〜!///////////」
レイモンド「今度ボクの煙突をバカにしたら、ただじゃ済まさないからな!!」
サモハン「レイモンドくんも立派な煙突してますよね、すめくさんもそう思いますよね(^^)」
Mr.スマーク「ま、まぁ。そうですね・・・(煙突って、そういう意味だったのね//////////)」
ラビィ「大丈夫よレイモンドくん、そういう時は『緑色の風船』って言い返してあげて!🐰」
レイモンド「緑色の風船?どういうことだい?」
レニジャー「ウフフッ!あのね、前にミズリーさんが夜行列車を牽いた時、緑色の風船を出発の旗と勘違いして、おまけに貨物線に入って・・・」
ミズリー「わあああ〜っ!!やめてくれ、それ以上話さないでくれぇ〜っ!!//////////」
サーシャ「フフッ、風船と旗を間違えるなんて、ミズリーさんはぼんやりさんなんだね!」
ミズリー「フンだっ!」

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